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言葉には魂があるか?





確か、年末の何かのテレビ番組の事。

2015年に報道された人物を、その報道時間でランキング分けなどをしていた番組があった。

何となしに観ていて、テニスの錦織などの名前に混じって、作家の平井和正が一桁台にランクインしていた。

亡くなられたとの事で、かなりの時間ニュースに取り上げられていたようだ。

ご年配の方にはアニメの黎明期に大ヒットした「エイトマン」の原作者として親しみがあるようだ。

僕は物語が好きで、小説の類も好きだったりする。
たくさんの、いろいろなジャンルの作品を読んだが、文章が一番上手な作家は平井和正だと思っている。

この感想は今でも揺るぎない。
次元が違うと言ったところか。

それはまるで計算され尽くしたかのような言葉の配置。
イントネーションや雰囲気までをも巧に使いこなし、目に見えない世界を彩っている。
接続詞や句読点の配置まで考え抜いたのではないかと思えるほど、一切のストレスなくいっきに読ませる感じ。

その世界観に吸い込む様な文章は、人呼んで「言霊(ことだま)使い」と称されたりするので、少なからず同じ様に感じている人はいるのだろう。

代表作は言わずもがなの「幻魔大戦」
おうらいのりよし②

この関連作品に主人公が延々と演説するという作品がある。
これは圧巻で、文章をこれほどよどみなく続けることができるものなのか、、、と思ったことがある。

まあ、素材がSFなので文学的な評価対象にならないのかも知れないが、文章の次元の違いは宣言しておきたい。


平井和正と言えば、作品の表紙の殆どを飾った生頼範義(おうらいのりよし)が、個人的には思い出される。
調べてみたら、平井和正と同じく2015年に亡くなっていた。

不思議なものだ。

生頼範義といえば数々の映画ポスターを描いてもいる。
スターウォーズは有名。
おうらいのりよし①

壮大で緻密な作風。
結構好きだったりする。


小説ついでに語ると、個人的にお勧め作品は、以前にもご紹介した「二人のイーダ」という児童書で、松谷みよこの作品。
松谷みよ子

それまで見向きもしなかった小説に夢中になるきっかけとなった作品だ。

残念な事に、松谷みよこも2015年に亡くなった。


僕にとって、貴重で有意義な時間を与えてくれた方々のご冥福を祈って。
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