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コートには魔物が住んでいる、、、、が、それが面白い









先日、長男のバトミントンの試合があった。

初めての公式戦。
バトミントン試合②


もともとは奥さんが習い始め、その流れで世に言うジュニアチームに所属させて頂いている。
ことしから小学1年生の次男も加入した。

時々練習のお手伝いをさせて頂いているが、僕はバトミントンの経験もなければ、いまだルールもよくわからない。
なので、あまり口出しはしていない。


長男は初めての試合ということもあり、当日朝からナーバスぎみ。
気が小さいな(笑)


試合の際も、終始緊張しっぱなしで顔がひきつっていた。
実力のほどがどのくらいなのか、僕は客観的にわからないが、たぶん見たままが現在の実力値なのだろう。
バトミントン試合①


結果的には完膚なきまでにたたきつぶされ、あっけなく完敗。
名の通ったクラブチーム選手が相手だったとは言え、実力は、まあ、こんなもんだ。

長男がどのくらい本気で取り組んでいるのかわからないので、とりあえず「がんばったね」とは言っておいた。




観客席で見ていて、いくつか思うことがあった。
けれど口に出さず、この場だけに記載。


終始緊張する長男を、コーチは「笑顔、笑顔!」と励ましてくれていたようだ。
優しい。


僕は思った。
「お願い!ひっぱたいてやってください!!」


時々スポーツ関連の話題で、選手を殴ったとか、叩いたとかいう話を聞く。
大概は指導者の過剰を指摘する話題だが、僕の中では、選手を試合中に叩いたりする行為は正解の部類に入っている。


このとき、なぜ長男を叩いて欲しいと思ったかというと、それには理由がある。




過剰な緊張の場合、本人の意識は相手ではなく自分に向かっている事がある。
意識が体の動きを制御できず、頭で考えて強制的に体を動かそうとしたり。

当然、その動きはぎこちなくなる。
思うように動かない。
よって、普段できることもできなくなる。
慌てる。
自滅する。

まあ、こんな感じだろうか。


こんな時に突然ひっぱたかれたりすると、「はっ!!!」と我に返る事ができる。

これは経験上の話。
絶対的な事ではないが、、、。

スポーツ競技は、頭で考えて体を制御する事ではないと思う。
これを頭で制御しようとすると、うまく体はついてこない。
なぜなら、普段そんな細かいことをロボットでも命令するみたいに考えてはいないからだ。

指の先までの神経全てを使って、世に言う「体で考える」ものだと思う。
もしくは「意識」する、、、かな。

なので、頭で考えはじめたらうまく動けない。



話は戻るが、緊張の殻に閉じこもった状態を引き戻すには、結構荒業が効果的だと思っている。
なので、あの場でひっぱたかれたとしたら、長男は「え?何事?」
と我に返ると想定する。
痛さも恐怖も怒りも感じないと思う。
その上で、「笑顔!」とか続くと、勇気がアンパンマンみたいに沸いてくる、、、と思う。



※※※


僕は、学生時代テニスをやっていた。
大したスケールではないが、試合の怖さを自分なりに理解している。

時々、というかしょっちゅう試合の雰囲気に呑まれていた。

そのたびにコーチの容赦ない暴力(爆笑)を食らっていた。

けれどこれは適時に、かつ的確に振舞われる「手段」であって、それがないと勝てなかった試合がいくつもある。
本当に我に返って、見違えるように試合運びが変わるのだ。

精神の迷走を無理やり引き戻す感じ。


ひとつの思い出として、東京都大会での事。
その大会で、コーチは「ちょっとした事情」で連盟から謹慎処分をくらっていた。
決して悪いことをしてではない。
行き過ぎた指導に対する警告処分みたいなもの。
あ、補足しておくと暴力事とかでもない。
ややこしいのでここでは記載しない。

早い話、ぼくらはコーチ無しで試合に挑まなくてはいけない状況だった。
地区予選は問題なかったが、本大会となるとやはり支障がでる。
主観的にどうしたらよいか判らない場合に直面するのだ。

そんなとき、ギャラリーにまぎれているコーチを探すのだが、見たことも無い笑顔が返ってくるだけで役にたたない(笑)

僕はなんとか決勝戦まで食いつないだとき、本当に泣きそうだったことを今でも覚えている。

ゲームはシーソーゲーム。
ファイナルまで、もつれ込んだ。
最終セット。
体がうまく動かない。

「ああ、僕を殴ってください」

本気で思った。

コーチを見る。
満面の笑み。
ああ、役立たずのコーチめ!!

と思ったが、ようく見ると目が怒っている。
ああ、怖い!!
怖い怖い!!

と考えているうち、ちょっと緊張感が薄らぐ。
ファイナルセット。
遊べない。
取り返せない。
ミスはひとつも許されない。

僕は自分の足を自分で叩く。
2回、3回と叩く。
痛いな、と感じる。

痛いなと感じれば正解だ。

おかげさまで最終セットを勝ち取り、無事に大会を無敗のまま終えることができた。




※※※



長男が負けたことがとても悔しいく思っている奥さんは
「自主練だ!!」
と体育館を予約。

ぼくはお付き合い上、一緒に参加。
バトミントン試合③



一生懸命指導を試みる奥さん。
バトミントン試合④


大事なのは本人のやる気。

試合に負けたことに対し
「悔しいなぁ~」
と嘯く長男は、なんとなく聞いてる感じ(笑)

強くなりたい?
と聞くと「うん」と答えるので、簡単かつ基礎となり、結果あらゆる事態で役に立つフットワークの練習を2種類教えた。

やはり下半身が仕上がってないので、長男はおろか奥さんもうまくできない。
この二つができれば、コートがバトミントンだろうが、テニスだろうが、野球だろうが守備範囲が飛躍的に広がり、挙動が早くなるはず。

試合に勝つをゴールとした場合、ラケットの使い方を覚えるより、このフットワークができるようになった方が確立が高い。
なぜなら、試合に勝つが目的であり、美しいフォームで運動をするが目的ではないからだ。

一言で言えば、試合は勝てばよいのだ。
上手い下手はそれほど関係ない。



ここから先は、本人が希望すれば教えてあげようと思うが、強制的に仕込む気持ちはない。



何回も書くが、大事なのは、本人のやる気。


まあ、もう少し見守ろうと思う。
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