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物差しが足りない!






朝の都心。
通勤電車の地下鉄東西線は、いつもの様に救いようもなく混んでいた。

音楽でも聴こうと思ったが、スマホにヘッドホンを挿しておくのを忘れていたことに気が付く。
身動きのとれない車内で、今更ヘッドホンをゴソゴソとバッグから取り出すことはできない。
無理に動いて、あらぬ事になってもかなわないし。

僕はため息をついて、そしてボンヤリする事にした。

取り留めの無い事を色々と考える。
そして、どうしてそんな事を考える事になったのかが解らないが、「宇宙の外側って、どうなっているのだろう?」と、子供みたいな疑問に思いをめぐらせていた。

たぶん、「地下鉄の線路のよく見えないところはどうなっているんだろう?」と考えたりしたからかもしれない。

地下には「やみくろ」が住んでいる。

村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」には、そう書いてあった。





宇宙の始まりはビッグバンだとなにかで教わった。
そうなのかも知れないし、違うのかも知れない。

正直、どちらでもよいのだが、仮にそうだとした場合、宇宙には「外」がある事になる。

宇宙の「外側」には諸説あるようだが、その中の一つに「無限にひろがる何か」というのがあるそうだ。

何かって、なんだろう?とも考えるが、どちらかと言えば、その「何か」よりも「無限」という言葉が気に掛かった。


想像したのは文字通り「終わらない」空間。

メビウスの輪の様に循環する多様体では無く、何処までも果てし無く続く世界だ。

考えてはみたものの、なんだかゲンナリしてしまう。
終わらないと解れば、最果てに魅力はない。
ゴールがないからだ。


ただ、ふと、思い出すことがあった。
何か、似たような事を考えた時がある。
それは確か、大嫌いな数学が、想定通り赤点の連続で留年に片足を突っ込んで途方に暮ていた高校のころだ。

「無限には、終わりがあるじゃん」

たしか、そんな事を考えた。





僕の仕事の一つに、マーケットデータを分析し、傾向と対策について社内プレゼンをする、というのがある。

これは全国の営業拠点に対して毎週テレビ会議を通じて行う。

分析対象のデータは幾つかあるのだが、面倒なのが基準となる数値が統一されている訳ではないので、プレゼンを行う際には
基準となる物差しを一つ用意し各セグメントを評価している。

例えるなら、投資を行う銘柄を、所属するセグメント(国)の通貨で表しても横軸での価値が解らないからだ。
どの国の銘柄もドルで価値換算すれば解りやすい。

まあ、そんな感じ。

けれど、一つの物差しにこだわると見失う真実もある。

ドルでの価値は低くても、所属するセグメント(国)の中では価値が高い場合もある。
効率よくゲームに勝つには、いくつもの物差しを持っているにこしたことは無い。




二等辺三角形の一辺は「√2 」だ。

√は所謂「無理数」で、割り切れないし、循環もしない。
宇宙の外側が無限だとすると、なんとなくこの「√」を連想させた。
終わらない小数点に対して、個人的には魅力は感じない。

でも、高校の時に「無限には終わりがあるじゃん」と思った事をあてはめてみる。

√には終わりがある。
答えはこれだ。

二等辺三角形


何が?

そんな事言われそうだな(笑)

√は線で表記した場合、終わりがある。
言ってしまえば、10進法での物差しでは終わりがないが、線での物差しではきっちり終わりがある。

宇宙の外側が無限だったとして、それは僕らの概念にある物差しだと無限なだけで、まだ知らない概念の物差しではかると、きっちり終わるのかもしれない。

ピタゴラスは無理数の存在を頑なに否定したそうだが、実際には無理数はかぎりなく当り前に存在する。

そして、ぼくはらはかつてのピタゴラスのように、まだ知らない事がたくさんあるのかもしれない。

僕らの持ち合わせている物差しなんて、きっとほんの一部でしかないのだろう。
そんな足りない物差しで、全ての価値を測りきろうなんておこがましいに違いない。

例えば「人の価値」とか。

ぼくらは、きっと、まだ測るべき物差しを持っていないはずだ。

だから、慌てて真理を決めてしまおうなんて思わない方が良いのかもしれない。

例えば、我が家の馬鹿息子たち。
もしかしたら、僕の物差しでは測りきれない存在なのかも(笑)

だといいなぁ、、、(笑)




愚痴

それにしても、今日もバトミントンの練習疲れたなぁ・・・
父ちゃん仕事終わってないんだよねぇ、、、

明日の、マーケット分析報告は週次だけでなく月次もあるんだよなぁ、、、
しかも、未来予測報告もあるんだよなぁ、、、

データの海に溺れそう、、、

というか、溺れてます。
まだ終わらない、、、。

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非公開コメント

物差しが足りない!

面白い! (*^_^*)
考え方が大好きですね。

私が小さい頃に考えた事は、
”三角形を半分だけ塗る。”っという事。
”その残った三角形をまた半分だけ塗る”
これを繰り返して行く。

するとどうなるか?
”いつまでも塗りつぶせない”っという事になり
終わりがない事になってしまう。

しかし、半分ずつではなく、一気に塗りつぶせば
隙間なく塗りつぶせてしまう。

この定理ってどうなのかな?
っと考えた事があります。
未だに結論は出ていませんが、面白いですね。

同じように、私も宇宙の果ても良く考えたりします。
”宇宙の果ての向こう側はどうなっているのだろう?”っと。

私が考えたのは、
”宇宙の一つは原子みたいなモノ”
    ↓
”私達の宇宙の外には他の宇宙が存在する”
    ↓
”色々な宇宙がたくさん存在する”
    ↓
”宇宙は原子で、たくさん集まった生命体になっている”
    ↓
”我々の宇宙は、ある生命体の原子に過ぎない”
    ↓
”その繰り返し”
    

円という存在、こちらも円周率は割り切れない。
円周率に終わりがないという事は、
円は円で無いという事。

もし円周率が割り切れないのであれば
円の上を歩くと、元の所には戻って来れないという事になる。

円というモノが存在しないとすると、
無限大は存在するのかも知れない。
っとすると、宇宙は無限大なのかも知れない。

な~んって事を、私は小学生から中学生の時に
考えておりました。
子供達って、何も考えていない様で
アルキメデスやアインシュタイン以上に
凄い事を考えているのかも知れないですね。

それそこ、考えるという事は無限大。
子供達の可能性も無限大。
この前のブログの様に
大人になって、子供に教えられる事もたくさんありますね。

馬鹿息子と書かれておりますが、
そんな事はなく、
もの凄い存在なのかも知れない。

まぁ子供の存在自体、
我々にとっては 何物にも代えがたい存在。
それこそ、宇宙には2つとなく 存在自体無限に近い。

ブログを拝見していますと
kakeru666パパさんの、子供に対する愛情が
凄く伝わって来ます (*^_^*)

お互い大切に育てましょうね (*^_^*)

ごめんなさい。長い文章になってしまって。
色々な事に とても共感が持てたモノで・・・
すいませんです m(_ _)m


No title

木の高さは、1メートルちょうどでしたが
「39.37インチだよ」と言う人もいれば
「3.3尺でござる」という声もあります

きっちり測ることが出来なくても木は存在し
「私は3.2フィート!」とか主張をしません


通りに落ちてるゴミを拾いました
「綺麗になって嬉しいわ」という声もあれば
「当番でもないのに勝手な事するな」
と怒る人もいます

ゴミ拾いの行為は変わりませんが
見方によって意見が異なります

我が家の2歳のヒナ子は、まだ舌足らずで
パパもママも「おかしゃん」と呼びますが
自分を呼んでいることには変わりないので
「おとうさんだよ?」と訂正はしません

・・・意味不明なコメントですみません(笑)

Re: 物差しが足りない!


tomパパ 様

コメントありがとうございます。


僕らには、解らない事がたくさんありますね(笑)

宇宙そのものは、一つの生命体の一部だという考えかたは僕も同じです(笑)

時々考えるのは、植物など思考を持たない生命体の進化って、何をトリガー形態変化するんだろう?ということ。
「よし、種をもっと遠くに飛ばすため、綿毛を増やそう!!」って、タンポポ同士がお互いの様を観察しながら話しあうとは思えませんし、、、。

進化において、そもそも思考なんて必要ないんじゃないかな?と。
僕らの事はもっと別次元で「思考されているのではないかな?」と考えました。

DNAに相当する何かが宇宙の果てにあって、そこに蓄積された記録から必要情報を選別し、それぞれの物質の役割を最適化するように仕組みができているのではないかな?とか(笑)

まあ、でも、そんな事はどうでもよくて、僕は子供たちのお父さんでいられれば良いし、子供たちは僕の子供たちでいてくれれば幸せなので、この世の構造が仮にそうだとしても違ったとしても、明日は何して遊ぼうか?を考える事の方が重要です。

梅雨の時期は、遊ぶ場所で毎年悩みます。

さて、どこにしようかな?

Re: No title


aonekopapa  様

コメントありがとうございます。

様々な価値観は、同じものをいく様にでも変化させていくものですね。
そんな多様性の価値観に振りまわされないようにはしたいものですが、色々な考え方を知り、受け入れる事も大事だなと考えます。

誰もが真実をしりたくて、色々な物差しを探し出しますし、これからもきっと増えていくのだと思います。
ただ、当面の間は不変と思うのが、家族という価値観かなと。

先日、職場での話題。

僕:「運動会での徒競走、長男が1位で次男がビリだったんだよね。でも、誰よりも早いのはお父さんだって知ってる?」
相手:「どういう意味?」
僕:「光の速度より早いんだよ」
相手:「おっ、謎々だね、、、なんでだろう?」
僕:「例えば、僕が宇宙の果てにいても、どこにいたとしても、子供が生まれた瞬間にお父さんになったからだよ。光だってかなわない」
相手:「じゃあ、お母さんも一緒だね(笑)」

元ネタは椎名誠の何だったか忘れましたが、モンゴルで遭遇した少年の話。
その少年いわく、この世で一番早いのは「お父さん」とう説。
なるほどと思いました。

物差しはたくさんあるのですね。

いらっしゃいませ
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kakeru666

Author:kakeru666
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子どもたちとのお出かけ記録。

これからの方々の参考になれば幸いです。

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