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プレゼント











「何折ってるの?」

僕が次男に尋ねる。
次男はせっせと折り紙をしていた。
次男は以前からそうだ。

時々思い出したように折り紙を始める。
奥さんはそんな次男を見て、折り紙の本をプレゼントしたりした。

次男はもらった本を見ては、首をかしげながら折り紙を折る。

「こうかな?」

そんな感じで。

「何折ってるの?」

僕は再び尋ねる。
けれど、次男は黙々と作業を続けた。




「できた」

少しして、次男が言った。

「どれ?」

僕は次男の作品を覗き見る。

「何?これ」

僕は尋ねた。
ぱっと見、良く解らなかった。

メダル



「メダルだよ」

そう言って、一つを僕に渡してくれた。

「それ、父ちゃんの。あげるよ」

僕にさし出した作品は、青色のなんとなく丸い形のもの。

「父ちゃん、青色好きでしょ」

次男はそう言った。

「もうひとつは誰の?」
「母ちゃんのだよ。母ちゃん、紫いろ好きじゃん」
「へー、作ってくれたんだ。でも、なんで?」

次男はにこにこしながら、けれど少し黙ってからこう言った。

「父ちゃんと母ちゃん、いつもがんばってるし、仲良くやってるしね。だからメダルを贈呈するよ」

そう言って、次男は紫いろのメダルをテレビの上の棚に置いた。

奥さんが仕事から帰ってくるのは夕方だ。



きっと、喜ぶだろうな。



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プレゼント

こんにちは~

子供達からのプレゼント、嬉しいですね~ (*^_^*)

親が子供達に期待をする様に、
子供達への気持ちへも応えていきたいモノですね。

とても良いお話しだと思いました (*^_^*)

Re: プレゼント

tomパパ 様

コメントありがとうございます。

次男が言いました。
「オレ、夜が好きなんだ」

何のことかと訊ねてみると、

「夜は暗くて怖いけど、夜はみんながいるからさ」

次男が学校から帰ると、大概自宅には誰もおりません。
夕方、冬場だと暗くなってから、長男か奥さんが帰ってきます。

次男は一人でいる時間が多い分、家族が揃う夜が好きなんだそうです。

甘えん坊ですが、奥さんと同じB型らしく、突然怒り出したり、笑い出したり、飽きないキャラクターで、そして優しいです。

時々、こっそり手紙を書いていたりします。
宛先は神様(笑)

小学三年生ですが、今でも父ちゃんと一緒の布団で寝ている夢見がちな可愛い男の子です。

プレゼント、大事にします。
いらっしゃいませ
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子どもたちとのお出かけ記録。

これからの方々の参考になれば幸いです。

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