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正義はなくとも地球は回る



もはや、ブログタイトルとはゆかりもないが、大好きだから書く。


ブラックラグーンの新刊がリリースされた。

実に4年待った。
その前は5年待たされた。

一話完結ならいざ知らず。
話の続きが解らないまま過ごすには4年は長い。

けれども、恐らくは、多くのファンが文句も言わず書店に駆け込んだに違いない。

もはや、ご主人様の言いなりメイド状態だ。

僕もそうだ。
しっぽを振りながらレジに並んだ。

TOMパパさん。
どうやら神様は、ようやくベガスからご帰還したようです(笑)

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よくよくみれば、発売日11月15日じゃん。
11月19日じゃ無いじゃん。

間違えて、4日も余分に待ってしまった、、、、。

まあ、4年も待ったから大したことないか(笑)















補足



ここからが、むしろ長い(笑)



本作品はクライム(犯罪)ストーリーだが、コアなファンが多いのか、TVアニメ化もされている。
TV放映されなかったエピソードは、OVA化され販売もなされた。


物語の舞台は、タイにある架空都市「ロアナプラ」。

その土地で「ラグーン商会」という、とってつけたような名前の運び屋を描いた物語だ。

主人公は「ネクタイを締めた海賊」と呼ばれる、元商社マンの日本人青年。
ロックこと、岡島 緑郎(ろくろう)。

ヒロインは、アメリカ国籍の中国人。
「トゥーハンド(二丁拳銃)」の通り名を持つレヴィことレベッカ・リー。


元々は商業誌に読み切り作品として掲載されたが、人気を博し、一年後に連載作品となった。

初だしの読み切りは、言ってしまえば、さして珍しくもない活劇ストーリーだった。

評判を呼んだのは、そんな痛快なストーリーではなく、恐らくは作品から汲み取れる二つの違和感だったのではないかと僕は想像している。


それは何か?


一つ目は、、、

物語に奥行きを与えるのは、登場するキャラクター達の設定が、どれほど練り込まれているかだったりする。

読み切りで登場したブラックラグーンは、まるでシリーズにある一時のエピソードを切り出したかのようで、登場人物達が不自然ながら、一切の説明もないまま展開されていく。

読者だけが、登場人物の生い立ちが解らないまま、彼らの物語を読まされる感覚だった。

「何かある」

そう読み解くことができ、そして、知らないストーリーを知りたくさせた。

もう一つ、、、


先述とは相反して、主人公のキャラクターのペラペラ感だ。
周りのキャラクターの骨太感と真反対で、場違いなほど練り込まれていないのが解る。

あまりにも気になったので、色々調べてみたことがあり、なる程なと言うゴールにたどりついた。

読み切りを商業誌に掲載するに当たって、編集側から「読者が身近に感じる登場人物をアサインすること」が、リクエストされたそうだ。

面白いのは、リクエストに対して大胆にも、主人公を後付けしたんだそうだ。

付け焼き刃感が否めないのは、どうやらそう言った事情からくるものだった。

結果論的には、後付けされた主人公が作品の広がりを担う役割となって、物語の質を高めている。

作風を一言二言でいえば、軽快で痛快な活劇ストーリー。
ウイットに富んだセリフの数々と、小気味良い展開を武器に読者を引き込んでいく。

但し、作品の本質はそこには無く、全編を通して語られているのは、不条理な歴史的時代背景の中で、抗えない立位置にもがき苦しみながら、自らのアイデンティティを貫かざるを得ない人々の悲しい物語が描かれている。

「正義はなくとも地球は回る」

ヒロインのレベッカ・リーのセリフだ。
物語の本質を一言で表している。


この作品の土台となる政治的時代背景と関連するキャラクターは、色々調べてみると、驚くほど事細かに設定されている。

取りわけ人気のあるエピソードの中に、ルーマニアの独裁者、チャウシスクが取った政策からの破綻産物である「チャウシスクの落とし子」を扱った物語は、直視できないほど物悲しい。

このエピソードのTVアニメ放映に際し、スタッフも特別な思い入れがあったのか、エピソード最終回のエンディング曲の流れるシーンにて特別仕様を用意し、一分そこそこの放映シーンにおいて、実に本編の半分に相当するセル画数を投入して制作している。


物好きファンの与太話を追加すると、ヒロインの魅力は逸品だ。

容赦無くひとを殺めていく。
そして、その行為の際の顔のおぞましく醜い顔は、他の追随を許さない。

僕はその顔の表現方法にも興味を持ったのだが、その謎も読み進める内に解ってくる。


まあ、好き物の深読みも否めないが、裏取りしても抜け目ない設定の数々は、良くできた小説の行間を楽しむに似て飽きさせない。

ここまでお読みいただいた方、ありがとうございます。

さあ、今すぐ書店にに走って下さい(笑)




付録

三分でわかるブラックラグーン↓






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