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桜と僕らと特別な時間




「夜桜を見に行こうよ」

僕が言う。

正直に言えば、子ども達はさして乗り気ではなく、けれど、僕が行きたいと思っている事も察して、長男は「うん」とだけ返事をして身支度を始めた。

長男が行くとなれば、行かない理由の見つからない次男も身支度を始める。


僕らは夜桜が見れる遊歩道近くまで車で移動し、少し離れてはいたが、歩いて目的地まで向かった。


思えば、こうやって兄弟を連れてよく散歩をしたのが懐かしい。


満開にはまだ気が早い頃合いで、少し寒さも感じた。

とは言え、桜並木の続く遊歩道は幾ばくかの神秘さをただよわせている。

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兄弟はじゃれあいながら遊歩道を歩く。

僕はその後をゆっくりとついて行く。

所々で、咲き具合に目を見張る箇所があり、その都度長男はスマホで写真を撮っていた。

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今の僕にしてみれば、家族と過ごす時間は特別で、こんな何ともない一時すら大切に思えた。

「もう、寒いから帰ろうよ」

次男が言う。

確かに寒さがこたえてきて、なのでもときた道を僕らは引き返した。

途中にあったスーパーで、朝ご飯用のパンやら飲み物を買った。

「重いから、俺が持つよ」

長男が荷物運びを買って出た。

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その昔は、「抱っこして」と、まだ乳母車に乗っている次男をよそに、甘えて来た長男も、今では僕を気遣うほど大きくなった。

僕が思うに、子ども達は大きくなるにつれ可愛さと愛おしさが増して行く。

この日僕らは、帰り道、三人で手を繋いで帰った。

次男が描いた家族の肖像画には一人足りないが、まだ手の届かない距離にいるわけではない。

まあ、のんびりと行こうか。


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子どもたちとのお出かけ記録。

これからの方々の参考になれば幸いです。

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