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モノクロームビーナスが住むところ

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*1987年(昭和62)まで稼動していたのには驚いた


● 名称:富岡製糸場
● 場所:群馬県富岡市富岡1番地1
http://www.tomioka-silk.jp/
● 開館時間:9:00~17:00
● 休館日:年末年始
● 入園料:大人1000円、大学生・高校生子250円、
      中学生・小学生150円
      未就学児は無料
● 駐車場:近隣有料駐車場を利用
● 遊び時間:2時間程


ご存知「世界遺産」

本格的器械製糸工場として名高い。
創業は1872年(明治5年)であり、実に1987年までの期間絹糸の生産がおこなわれていた。

建物は巨大だが木造で、遠目には立派な西洋風だが、近くで見ると歴史を感じる「やれ」具合でノスタルジック。

教科書の中、あるいは小説「ああ、野麦峠」の中の世界だが、たまたま近くに行ったので、せっかくだしと足を運んだ。

なかなか圧倒される建物だったが、僕らが盛り上がったのは、国宝でも世界遺産でもない、敷地内のとある古びた建物の方だった。

いずれにしても一見の価値あり。









群馬県のこんにゃくパーク見学が終わった後のこと。

「まだ時間あるし、富岡製糸場に行ってみる?車で10分くらいの距離みたいだし」

僕が言う。


「あ、おれ知ってる。学校で習った」

長男が答えた。

そんなわけで、僕らは少し足をのばして世界遺産にむかった。


到着してみると工場の足元街はなんだか寂しくノスタルジックが漂っていた。

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たどり着いてみると、その建物は想像以上に巨大。

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広い敷地の中にはいくつかの建物があったが、僕らは時間の都合もあって正面口にそびえる「東置繭所(国宝)」を見学。

当時の建物を利用しての、展示物やらお土産売り場やらがあった。

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小学校などでも学習する蚕と繭。

あの美しい絹糸は、果たして繭玉からどうやって繰り出されるのか?
わかるようでわからないでいたが、建物の中をぐるぐる回っていたら、繭玉から絹糸を繰り出す実演が行われていた。

ん?

実演しているのは、何故かよく知るお笑い芸人(笑)

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絹糸は、70度のお湯をはったボールの中に繭玉を入れ、専用のハケでグルグルとボールを掻き回す。
やがて熱で緩んだ繭玉三個からそれぞれ一本の糸を引き出す。

その糸を専用の手動工具で巻き取っていくのだが、よく出来たもので、自動的に三本の糸がヨリ線となりながら巻き取られていく。

三本の糸がよられているとは言え、束なった糸はとても細い。

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さらに解った事実として、繭玉から糸が無くなって、次の糸を追加(接続)する際、巻き取り途中の糸に絡めると、自然に接続されて行くこと。

この点が不思議だったので、解説員の方に尋ねたところ、三本の糸がヨリ線で一本の糸になる為、追加された糸を自然と絡み巻きしていくのだそうだ。


長年の疑問が解決したところで、僕らは建物の二階に上がった。

多くの訪問者がいたが、二階を見学している人は誰もいなかった。

そこは時間が止まったかのような静かな空間。

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元は倉庫のようで、けれど今は何もない。

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あまり時間が無かったので、僕らは東置繭所の周りを軽く散策して帰ろうとなったのだが、世界遺産採用のきっかけとなった生産機械よりも、別の設備が気になって帰りまでの時間をすべてそこで費やした。


富岡製糸場の社宅跡(笑)

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木造の平長屋で、見学もできる。

入った瞬間タイムスリップしたかのような錯覚。

工場閉鎖が昭和六十年代ということもあり、懐かしさ満点(笑)

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はな垂れ小僧か、おかっぱ頭のおてんばな女の子がいそうだ(笑)

そんなノスタルジックな空間で、一際興味深々で堪能していたのが長男。

居間のちゃぶ台の上には、昭和三十年代の、おそらくは社宅で生活していた人々の写真が納められた本物のアルバムが数冊置かれていたのだが、何に引っ掛かったのかアルバム1ページ1ページをゆっくりめくりながら眺めていた。

モノクロの写真が当時の生活を彩り伝える。

僕にしてみれば、自分の子供のころのアルバムを見ているような懐かしさと自然さがあったが、長男は何に惹かれたのだろか?

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「私、子供のころ住んでたアパート六畳と四畳半でこんな感じ。懐かしい~」

奥さんが言う。

「僕は、家族四人で六畳一間の時があった。ここの方が広い(笑)」

僕が答える。

二人ともその頃は銭湯通いだった。

そんな感じで昭和の生活空間を奥さんと懐かしみながら見て楽しんだが、案外この場所を覗いてみたのは正解で、子供向けのイベントもひっそりと行われていた。


その中の一つ、記念缶バッチ作成。

次男がやりたいと言うので、チャレンジ。
一回200円。

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不思議な装置で手作りするのだが、缶バッチも昭和の臭いがして悪くない。

次男がチャレンジするのを見ていた長男も、「俺もやりたい」と奥さんにおねだり(笑)


缶バッチ以外にも、繭玉から絹糸を簡易的な装置で手繰る体験コーナーもあった。こちらも1回200円。

ん?
次男よ、おまえさん、古風とは言え本物の装置使って体験してたが、あれ無料だったぞ(笑)

そんな感じで、世界遺産の本来の見所はスルーしてしまったが、予想以上に楽しめた。

次男もこれから習う歴史の教科書に富岡製糸場が出てきたら、きっと思い出すだろうな。

家族四人で行けてよかった。



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☆次男撮影




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