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ふたりのイーダ

イーダ
※子ども宇宙科学館(神奈川県横浜)にて撮影


恐らくは、そういう運用なのだと思われるが、長男は読むあての無い本を時々借りて帰ってくる。
それは図鑑だったり、物語だったり。

そして数日放置され、再び学校に返却される。

僕も、小学校五年ぐらいまではまったく本を読まなかった。
だから同じだ。


そんなある日、当時の担任の先生が授業の合間に本を読み聞かせてくれた。

「ふたりのイーダ」(松谷みよ子著作)

二人のイーダ


その物語は、授業中、言う事も聞かず、やんちゃに騒ぎ立てていた子供らを黙らせた。

そして僕は、それ以来沢山の本を読むようになった。

※※※

小学四年生の男の子。
主人公だ。

彼は、母親の都合で訪ねた、瀬戸内海にある祖父母の家近くで、片言ながら言葉を喋る不思議な「椅子」と出会う。

「イーダ、イーダ」

林の奥、古ぼけた洋館に住む椅子は、いつ頃かは解らない「キノウ」から出かけたまま帰らない少女を待ち続けていた。

一緒に祖父母の家にきていた、主人公の妹「ゆう子」を見た椅子は、長年待ち続けた「イーダ」が帰ってきたと喜ぶ。
又、「ゆう子」はその洋館の事を知っているかのように、不思議な行動をとり始めた。

洋館には、「6日」で止まっている日めくりカレンダーがあった。
これを手掛かりに、主人公の、本物の「イーダ」探しが始まる。

※※※

このミステリアスなファンタジーは、「物語」という面白さを、子供に伝えるには十分すぎる傑作。
僕はまんまと、この物語をきっかけに、読書が好きになってしまった。

この物語には、ストーリー以外に、もう一つの本質が組み込まれている。
それは小学五年生では解らないが、小学六年だと解る内容。

「何かお勧めの本ない?」

そう聞かれたら、必ずこの本を紹介している。
大人が読んでも、読み応えは申し分ない。

是非。

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